「登録千年村:千年村の〈登録〉を希望する方々へ」の版間の差分
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千年村プロジェクトでは2019年より認証制度【認証千年村】を開始しました。これは該当する地域に在住もしくは関係深い管理者が申請し認証を維持する制度でした。<br> | 千年村プロジェクトでは2019年より認証制度【認証千年村】を開始しました。これは該当する地域に在住もしくは関係深い管理者が申請し認証を維持する制度でした。<br> | ||
本プロジェクトではそれにくわえて2025年より、申請者が地域の管理者であることを問わない登録制度【登録千年村】を開始します。申請のハードルをいくつか下げることによって、より多くの歴史的生存環境・千年村が社会的に認知されることを期待しています。<br> | 本プロジェクトではそれにくわえて2025年より、申請者が地域の管理者であることを問わない登録制度【登録千年村】を開始します。申請のハードルをいくつか下げることによって、より多くの歴史的生存環境・千年村が社会的に認知されることを期待しています。<br> | ||
− | :: | + | ::※従来の認証千年村制度では、申請者は該当する地域の居住者もしくはその関係者に限られていました。登録千年村制度では、申請者はその条件に限られません。郷土史研究者、地域探報を趣味とする方々等を広く想定しています。 |
====2. プロジェクトによる登録制度==== | ====2. プロジェクトによる登録制度==== | ||
本プロジェクトでは、投稿による千年村の登録を行っています。地域を登録することによって、地域のよさが客観的に評価されます。<br> | 本プロジェクトでは、投稿による千年村の登録を行っています。地域を登録することによって、地域のよさが客観的に評価されます。<br> | ||
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− | '''2-1''' 登録の地域規模は大字(おおあざ)相当とし、国勢調査用に整備された「町丁・字」コードを用いて範囲を確定します。(参照:[ | + | '''2-1''' 登録の地域規模は大字(おおあざ)相当とし、国勢調査用に整備された「町丁・字」コードを用いて範囲を確定します。(参照:[https://geoshape.ex.nii.ac.jp/search/#ka/ 標準地域コード 一覧 | 国勢調査町丁・字等別境界データセット])。「町丁・字」コードは複数で構成することも可能です。<br> |
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'''2-2''' この登録によって、千年村が長続きする秘訣が客観的情報として、本プロジェクトを通して公開されます。この情報は多くの地域のための良好な環境づくりの知識として活用されます。<br> | '''2-2''' この登録によって、千年村が長続きする秘訣が客観的情報として、本プロジェクトを通して公開されます。この情報は多くの地域のための良好な環境づくりの知識として活用されます。<br> | ||
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'''3-1 地域情報の投稿'''<br> | '''3-1 地域情報の投稿'''<br> | ||
希望者は、簡便なフォームを用いて、登録を希望する地域の情報をオンライン投稿いただけます。もしくは千年村プロジェクトが公開している詳細な千年村チェックリストに従って報告してください。その場合郵送または電子メールにて事務局に送付してください。<br> | 希望者は、簡便なフォームを用いて、登録を希望する地域の情報をオンライン投稿いただけます。もしくは千年村プロジェクトが公開している詳細な千年村チェックリストに従って報告してください。その場合郵送または電子メールにて事務局に送付してください。<br> | ||
− | [ | + | :<big>[https://forms.gle/N1HHJsmxsV5Vd2qR8 登録千年村申請フォーム]</big> |
− | + | ::※記入に際しては[[千年村認証基準]]や[[千年村をみるまなぶ]]をご確認ください。<br> | |
'''3-2 報告確認'''<br> | '''3-2 報告確認'''<br> | ||
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'''3-3 申請者による現地紹介'''<br> | '''3-3 申請者による現地紹介'''<br> | ||
登録が認められた場合、申請者は千年村プロジェクトが運営するHPもしくはその年度の千年村大会での現地紹介報告を必須とします。その後の地域報告は義務ではありませんが、継続的な参画を期待しています。 | 登録が認められた場合、申請者は千年村プロジェクトが運営するHPもしくはその年度の千年村大会での現地紹介報告を必須とします。その後の地域報告は義務ではありませんが、継続的な参画を期待しています。 | ||
− | :: | + | ::※申請者はプロジェクトと連絡可能な個人情報を千年村プロジェクトに提出いただきます。千年村プロジェクトは同情報を安全に保管する義務を有します。<br> |
以上となります。<br> | 以上となります。<br> |
2025年1月17日 (金) 19:06時点における版
2025年1月20日
目次[非表示] |
1. はじめに
千年村プロジェクトでは2019年より認証制度【認証千年村】を開始しました。これは該当する地域に在住もしくは関係深い管理者が申請し認証を維持する制度でした。
本プロジェクトではそれにくわえて2025年より、申請者が地域の管理者であることを問わない登録制度【登録千年村】を開始します。申請のハードルをいくつか下げることによって、より多くの歴史的生存環境・千年村が社会的に認知されることを期待しています。
- ※従来の認証千年村制度では、申請者は該当する地域の居住者もしくはその関係者に限られていました。登録千年村制度では、申請者はその条件に限られません。郷土史研究者、地域探報を趣味とする方々等を広く想定しています。
2. プロジェクトによる登録制度
本プロジェクトでは、投稿による千年村の登録を行っています。地域を登録することによって、地域のよさが客観的に評価されます。
2-1 登録の地域規模は大字(おおあざ)相当とし、国勢調査用に整備された「町丁・字」コードを用いて範囲を確定します。(参照:標準地域コード 一覧 | 国勢調査町丁・字等別境界データセット)。「町丁・字」コードは複数で構成することも可能です。
2-2 この登録によって、千年村が長続きする秘訣が客観的情報として、本プロジェクトを通して公開されます。この情報は多くの地域のための良好な環境づくりの知識として活用されます。
3. 登録方法
登録は以下の3つのプロセスで行います。
3-1 地域情報の投稿
希望者は、簡便なフォームを用いて、登録を希望する地域の情報をオンライン投稿いただけます。もしくは千年村プロジェクトが公開している詳細な千年村チェックリストに従って報告してください。その場合郵送または電子メールにて事務局に送付してください。
3-2 報告確認
投稿いただいた地域情報を千年村プロジェクト事務局が確認し、申請された地域が千年村認証基準に準じているかをその投稿から判断します。この段階で、明らかに該当しないと判断された場合(非公共的・反公共的な意図を含む報告等)は登録不可となります。
3-3 申請者による現地紹介
登録が認められた場合、申請者は千年村プロジェクトが運営するHPもしくはその年度の千年村大会での現地紹介報告を必須とします。その後の地域報告は義務ではありませんが、継続的な参画を期待しています。
- ※申請者はプロジェクトと連絡可能な個人情報を千年村プロジェクトに提出いただきます。千年村プロジェクトは同情報を安全に保管する義務を有します。
- ※申請者はプロジェクトと連絡可能な個人情報を千年村プロジェクトに提出いただきます。千年村プロジェクトは同情報を安全に保管する義務を有します。
以上となります。
千年村プロジェクトはこのプロセスで登録された千年村について、千年村候補地マップでの登録千年村としての紹介、さらに専用の地域紹介ページを登録者からの報告に基づいて作成します。それにかかる費用は無料です。登録後のウェブサイトの更新等はプロジェクト事務局を通じて行います。
5.問い合わせ先
以上に関してご不明な点は、下記お問い合わせ先にご連絡下さい。
〒169-8555
東京都新宿区大久保3-4-1 55N-8F-09
早稲田大学創造理工学部 建築学科・中谷礼仁研究室気付
千年村プロジェクト事務局
電話(ファックス):03-5286-2496
メールアドレス:mille-vill_secretariat@googlegroups.com