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「新川郡石勢郷(富山県)」の版間の差分

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現在神通川の河口をはさみ、右岸の富山市東岩瀬地区、西岸の富山市四方西岩瀬にその名称をとどめている。西岩瀬は近世婦負郡に属したが、往古の神通川は常願寺川の主流を合わせ、さらに西方に河口を開いて新川郡の西境をなしていたようである。したがって西岩瀬の辺りがかつては神通川の右側に接しており、古代の石勢郷は上記の東・西両岩瀬を含めた地域に比定されるべきであろう。(p.140)
 
現在神通川の河口をはさみ、右岸の富山市東岩瀬地区、西岸の富山市四方西岩瀬にその名称をとどめている。西岩瀬は近世婦負郡に属したが、往古の神通川は常願寺川の主流を合わせ、さらに西方に河口を開いて新川郡の西境をなしていたようである。したがって西岩瀬の辺りがかつては神通川の右側に接しており、古代の石勢郷は上記の東・西両岩瀬を含めた地域に比定されるべきであろう。(p.140)
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※[[『和名類聚抄』の郷名比定地について]]
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[[Category:千年村]]
 
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[[Category:『和名類聚抄』の郷名]]
 
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[[Category:富山県]]
 
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2016年1月14日 (木) 03:41時点における最新版


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緯度経度 36° 45' 29" 北, 137° 13' 44" 東

現在神通川の河口をはさみ、右岸の富山市東岩瀬地区、西岸の富山市四方西岩瀬にその名称をとどめている。西岩瀬は近世婦負郡に属したが、往古の神通川は常願寺川の主流を合わせ、さらに西方に河口を開いて新川郡の西境をなしていたようである。したがって西岩瀬の辺りがかつては神通川の右側に接しており、古代の石勢郷は上記の東・西両岩瀬を含めた地域に比定されるべきであろう。(p.140)


『和名類聚抄』の郷名比定地について