まさ 様
行方市麻生担当者の松木と申します。 ご返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
茨城新聞および千年村HPを御覧いただき、ありがとうございます。 茨城新聞の記事に関しましては、誤解を招きかねない情報が掲載されましたが、我々は今回行方市麻生のみを調査及び認証の対象としております。したがって行方市全体は認証の対象としておりませんが、霞ヶ浦周辺に千年村候補地が多く存在することは確かです。この理由としては、まさ様がおっしゃる香取海との関係も大きくあると考えられます。仮説ではありますが、豊かな水資源を目前にし、居住・生産のための丘陵台地と生産地としての谷戸を構えることのできる場所が多数存在したことが1つの理由ではないかと考えております。
また行方市麻生のチェックリストをお読み頂いた上、貴重なご意見をいただきましたこと大変感謝いたします。
-現在の地名(大字):「行方市麻生」では? なお、市町村合併前の大字表記では「麻生町大字麻生」で、麻生町は「あそうまち」と読んでいました。 →ご指摘ありがとうございます。誤記であることを確認いたしました。訂正いたします。
-水源と水の引き方:現在の飲料用上水は、台地での井戸取水による上水道だったかと思います。「霞ヶ浦からのポンプアップ」は、行方市においては農業用水かと? →まさ様のご指摘の通り「霞ヶ浦からのポンプアップ」は農業用水に関して用いられていることを確認しております。本項目にもそのように記載いたしましたので再度ご確認のほどよろしくお願いいたします。また飲料用上水は、台地での井戸取水による上水道という情報は存じ上げない情報でした。貴重な情報提供ありがとうございます。
-近年の土地開発について:項目が近年限定なので仕方がないのですが、洪水は昔からの課題で、霞ヶ浦周辺の治水は利根川東遷とも関係が深いようです。このあたりの治水の歴史から得られるものもが大きいのでは? →霞ヶ浦周辺の治水と利根川東遷との関係性については深く研究はおこなえておりませんでした。今後の研究の対象として、勉強を進めてまいりたいと思います。
-建設予定の道路計画の有無:東関東自動車道水戸線(潮来~鉾田/国直轄/2020年度完成予定)と国道355号牛堀麻生バイパス(県土木/平成30年代完成予定)の両計画は、将来、この地域に大きな影響を与えると考えます。 →その件に関しては存じ上げておりませんでした。貴重な情報を提供いただきありがとうございます。両計画共に行方市及び周辺地域に大きく影響を与えるものであることに関しましては全くの同感です。特に国道355号牛堀麻生バイパスの完成にあたっては国道355号線沿いの交通量の低減もさることながら、台地上のアクセス向上による環境変化が多く見込まれると考えられます。
現在、麻生の方とともにチェックリストの確認・改訂作業を進めております。 まさ様から頂いた情報も合わせまして、近日中に改訂版チェックリストを公開したいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
千年村プロジェクト 行方市麻生担当 松木
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