市史などが載るADEACのサイトは、「デジタルアーカイブを検索・閲覧するためのクラウド型プラットフォームシステムです」とあり、多くの自治体史や歴史資料が載っています。郷比定地の記述文のアドレスの投稿を呼び掛けると、捗るのではと思います。自治体史ならば証拠能力は高く、取り敢えずの準拠はあると思います。
質問ですが、律令制下の駅伝制の駅の場所の比定を行う予定はあるでしょうか。古代官道は根本的な交通ネットワークで、古代日本の、特に地方の様相を知る為の基盤になると思います。
古墳時代・飛鳥時代の国・国造、県、屯倉、稲置などや、重要な拠点・遺跡などの載る地図も、あると良いなと思います。これは大変なので貴サイトでなく、どこかで作成される形であればと思います。
これらは多少の比定地が載るサイトはありますが、統括的に纏めたサイトはありません。そもそも国費で委託して、何処かの組織が行うべき事業で、国レベル事業という観点では大変な物ではないので(個人レベルでは大変ですが)、費用・人材もあまり掛からなく、高度な物ができると思います。それで著作権フリーにして、改編やオーバーレイして良いですよと。
千年村プロジェクトは非常に意義深い取り組みだと思います。現代の日本の諸々の問題に対して、改善の方向として、日本本来の歴史・文化・自然との繋がりを取り戻す必要があると思います。その前提として、嘗ての居住地域はどのような所だったのかを知る事が必要、そこから思考が広がり深まる、と思うからです。
その上で、レイヤを重ねて表示できるようになれば、古代〜中世日本への視座が格段に高度化するでしょう。また何れは、古代から現代まで、時代を追って分かりやすく表示できたら、興味を持つ人は増えるでしょう。現在は古地図は表示されても、近代以降のもので、古代から中世の各拠点的地域の古地名の分かりやすい地図表示ありません。
こうなれば日本研究の基礎資料になるのでは、と思います。そして嘗ての本来の日本との繋がりを取り戻す為の、1つの基盤資産になると考えます。
ここはこのような事を書く所ではないかもしれませんが、他に書く場所がなく、意見を書きました。失礼致しました。
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